LED照明のブログ記事一覧

 
前回からの続き

LED照明が発売された当初は、発光効率が低かったため「明るくない」といった評判が中心でした。しかし各メーカーともに開発が進み、現在は遜色ないレベル、あるいはより明るい製品が登場しだしてきています。

パナソニックの「"EVERLEDS"(エバーレッズ)」シリーズ新製品では、明るさとして白熱電球に匹敵する数値もさることながら、従来から指摘されていたLED電球の欠点を克服するものでした。LED電球のデメリットとは、発光源が狭いために、スポットライト的な光の拡がり方が特徴でした。そのため全体的な室内照明には向きづらく、間接照明として用いられる事が多かったといいます。しかし同社では電球内に2重の反射板を設置する事により、ほぼ白熱電球と同程度の配光角(光の拡がる角度)を実現しています。

パナソニック/電球色相当LED電球(E26口金)LDA7L-G
一番左が新開発のLED電球、中央が従来のLED電球、右が白熱電球(シリカ電球)
白熱電球とほぼ同様に、まんべんなく光が拡がっているのが分かります。


同様に光の拡がり方について開発を進めてきたのは元祖の東芝ですが、パナソニックの新製品が配光角300度であるのに対し、東芝の製品は約260度とスペック的には劣る内容となっています。

実際にLED照明を導入する際には注意が必要です。
LEDは直線的に光が進むために、面ではなく線で照らされるイメージが必要です。もちろん先ほど紹介した新製品であれば配光角が広いために気にする必要はありませんが、その他の製品を使用する際には注意が必要です。

LED照明は調光機能付きの照明器具や、センサーに対応したもの、水滴や湿度の高い場所などでは使えない可能性があります。これも事前に充分な確認が必要です。

また、白熱電球よりLED電球は重いです。一般的な白熱電球が32gほどですが、LED電球のなかには100gを超えるものもあり、大型照明などでは注意が必要です。ただし、これも開発が進むことで軽量化されてきていますので、いずれ問題にならなくなる可能性もあります。

また、家庭に普及が進む点で最大の問題が価格です。
白熱電球であれば、40Wのものが100円以内で購入出来ますが、LED電球の場合、低価格化が進んできたと言っても、数千円は必要です。発光の感じや性質が異なるため、家庭に導入する際には部屋毎で導入していきたいところですが、まとめて替えるとなると高額の出費になってしまいます。


ペニーオークションであれば格安で購入する事も可能です。節電・節約対策となるLED電球で明るい未来を、というのはメーカーの受け売りです(^^)

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昨年から本格化したLED電球の市場ですが、今年はますます過熱することが予想されています。市場には2009年頃から登場し始めたのですが、まだ自宅に導入されていない方も多いのではないかと思います。

まず簡単な歴史からです。
エジソンが1879年に電球を発明して以降、家庭用照明といえば白熱電球が中心でした。白熱電球は、国内では「白熱舎(東芝の前身企業)」が1890年に生産を開始して以降、東芝単体でも累計40億7000万個を生産してきたそうです。その発祥元となる東芝が2010年3月17日に生産を停止した事は、時代の流れを表す出来事として広く伝えられました。

白熱電球

白熱電球は電気を通す事で2000度に近い高熱を発し、それによって白色光を発生します。光の発生源は熱という事です。一方LED照明とは発光ダイオードを利用した照明です。半導体に電圧をかける事で電子エネルギーを光に変換しています。LEDは発熱しないと思われがちですが、実際は発熱しています。ただ光自体が熱を持たず、赤外線も含まれない事から美術品照明などには向いていると言われています。

LED照明にする事によって省エネ効果が期待されるような印象を持ちますが、実際に発光効率は現在の蛍光灯程度であり、まだ光変換効率が低いといえます。そのため価格差で見た時には全て置き換える価値があるともいえない状態です。

しかし、白熱電球に比較すれば、消費電力が5分の1であり、寿命の面でいえば蛍光灯と比較しておよそ10倍となっています。蛍光灯が4000時間であるのに対し、LED照明は37000時間といわれています。白熱電球などの場合は寿命が来たら突然切れるといった事が起こりますが、LED照明の場合は徐々に輝度が下がっていくため、暗くなってきたら変えればよく寿命の判断がつきやすいこともメリットとしてあげられます。

白熱電球とLED電球
[東芝]白熱電球生産中止に関する広告

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